仏教のお話

仏教に関する住職の法話を掲載していきます。
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信仰のかたち

仏教徒の信仰のあり方を身近な例から紹介していきます。
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仏事Q&A

曹洞宗の仏事について、丁寧に説明していきます。
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私に人の悪口を伝えてくる者は信じるに足らない
私に人への感謝の言葉を伝えてくる者をこそ、私は信じるべきである

令和2年8月

 他者の悪口を私に伝えてくる方というのは、自分の思い通りにならない人に対して不平不満の心を持つ方であり、その気持ちを私(第三者)にまで伝える方です。ですから、逆に私がその人にとって思い通りにならなくなれば、私の悪口も同じように他者に伝えてしまう方ということですので、これは信じ頼ることはできません。
 それに対して、他者への感謝の気持ちを私(第三者)に伝えてくれる方というのは、お世辞ではなく、本心から人に感謝のできる方であり、不平不満よりも「ありがとう」の気持ちを持てる方ですから、こういう方は信じ頼っていくべきだと思います。

他人の過ちは絶対に許さない
自分がどれだけ許してもらっているかを知りもしないで
正義の行使者は今日も罪を重ねる

令和2年10月

 他人のことは些細なことでも猛烈に批判するくせに、自分が批判されると怒り狂う方をよく見かけます。他人に物申すなら自分が言われることも覚悟しなさい、せめて。と、思うのですが。
 他人は自分ではないのですから、そもそも自分の思い通りになどなりません。ですから、どんなに腹が立っても、互いがそれを許し合いながら生きていくのです。
 自分だけに正義があるものだと勘違いして、他者を批判する方のなんと多いことか。正義ほど救えぬものはない。その方にとって自分は間違ってはいないのですから。